ハーブレポートVol.2 三井コスメティックス 植物アドバイザー邑田仁先生にお聞きしました。 | HERB LABORATORIES

ハーブと日本人の永き、良き関係。

人間は長い地球の歴史の中で生まれ、自然と助け合って生きてきました。太陽のエネルギーを使って、私達の食べ物や住み家、衣類などの資源を作り出してくれる緑色の植物は、かけがえのない自然の一部です。私達はさらに体や心の健康についても、植物から大きな恩恵を受けています。

そのような植物は西洋ではハーブと呼ばれ、中国では本草として用いられてきました。江戸時代までの日本は中国から伝わった本草学を学び、植物を役立てていましたが、アジア地域以外からも様々な植物が渡来しており、幕府の薬用植物栽培施設であった小石川御薬園などでは、カモミール、ローズマリー、ゼニアオイ、イノンド、コリアンダー、サフランといった西洋のハーブがすでに栽培されていました。

時代は移り、今では遺伝子を調べて生命の不思議を解き明かすようになりました。しかし私達と植物の関係は変わりません。むしろ、科学技術の助けを借りて植物の持つ力を再発見し、現代の生活に合った新しいハーブとして利用することができるようになっているといえるでしょう。

日本人は昔から植物を愛し、植物とじょうずに助け合って来たことで高く評価されています。地球上の環境が変化し、多様な植物が失われつつある今こそ、身近な植物を理解し、有効に役立てることによって豊かな生活を築いていくことが大切に思います。

プロフィール
東京大学大学院理学系研究科教授
理学博士
前小石川植物園園長
三井コスメティックス 植物アドバイザー
邑田 仁 Jin Murata

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